大学入試センター(東京都)は22日、センター試験の得点調整を行わないと発表した。同日までの中間集計では、調整対象の科目で最も平均点に開きがあったのは生物Iの69.70点と化学Iの53.78点の15.92点差で、基準の20点を下回った。
ほかの教科の平均点は、受験者が最も多かった英語の筆記(満点は200点)が118.14点。英語のリスニング(同50点)は29.39点、国語(同200点)は107.62点だった。
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電車内で痴漢をしたとして愛知県迷惑行為防止条例違反(痴漢行為)の罪に問われた同県労働福祉課主幹、岡野善紀被告(52)に対し、名古屋地裁の伊藤納裁判長は18日、「(起訴内容の行為を)被告が故意に行ったものとは認められない」として無罪(求刑・罰金50万円)を言い渡した。
岡野主幹は08年12月8日朝、名鉄本線国府宮−名古屋駅間の特急列車内で、当時28歳の女性の足の間に右足を入れ、太ももの内側にすりつけるなどしたとして起訴された。
今回の事件では、県警の鑑定の結果、女性の衣服から岡野主幹の衣服の繊維が検出されなかった。起訴内容を裏付ける証拠は、被害女性と痴漢行為を目撃したとされる交際男性の供述のみだった。
判決はまず、2人の供述の信用性について検討。「2人が一面識もない被告に不利益な虚偽の供述をする動機や利益に乏しい」として、一応信用できると認定した一方、「揺れる列車内で被告の足が女性の両足ひざ辺りに接触することがあったにとどまると言わざる得ない」とした。
その上で、足の接触について、岡野主幹の故意が存在するかどうかを検討。判決は「2人の供述から列車の揺れと被告の足の動きの関係について具体的な状況を認めることができない」と指摘。「故意に行ったものと推認するにはなお合理的疑いが残る」とした。
岡野主幹は判決後「警察や検察には科学的かつ客観的な捜査と慎重な判断を求めます」などとコメント。玉岡尚志・名古屋地検次席検事は「上級庁とも協議のうえ適切に対応したい」とコメントした。
愛知県警の衣服の鑑定では、女性のズボンから岡野主幹のコートなどの繊維は検出されなかったが、鑑定結果について検察側は証拠請求せず、公判中の期日間整理手続きで弁護側が開示請求して明らかになった。判決後、会見した弁護人は「検察は依然として不利な証拠は出さない」と批判した。【式守克史】
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鳩山由紀夫首相は19日朝、民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる政治資金規正法違反事件で、小沢氏が東京地検特捜部の参考人聴取に応じる意向を示したことについて、「私の方に連絡はない」と述べ、相談や報告は受けていないことを明らかにした。首相はその上で「受けるか受けないかは小沢幹事長ご自身が判断し、ご自身の判断で結論を出すべきだ」と指摘した。首相公邸前で記者団に答えた。
小沢氏は18日夜、福井市内で記者会見し「できる限り公正な捜査に協力し、早い機会に国民に理解してもらえる結論を得たい。参院選にできるだけ影響のないよう速やかな結論を得たい」と述べていた。
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